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大剛日記

2012.12.16

氷点下20度の世界に入った

しかし、昨日は2日ぶりにキャンプ生活に戻ると・・・またしても、愕然とした気持ちであった・・・林のラッセルそしてキャンプ地の除雪・・・荷物運び・・・そして水作り・・・そして氷点下15度を下回った状態では、バラクラバも何もかも、風にあたって外気に触れていればすぐに凍りつく・・・はたして、この状態でブーツを脱いだとして、テントの中でブーツに新聞紙をつめて乾くのだろうか?という疑問は、朝になって分かった・・・以外にも中に熱のある状態ですぐに新聞紙をつめてテントの中においておけば、以外にも乾いたように思えたのである・・・走り出してみればすぐに分かった・・・ぬれていると足は冷える・・・が、以外にもまだ1日目だからなのか、まったく足は冷えず・・・時々意外な部分である、かかとが冷え込む時がある程度であった・・・朝、10時を回っても暗く、出発はというよりも作業に入る気にならず・・・それでも、昨夜よく考えて、もしものロフト800のダウンは使うことは無さそうなので、リアキャリアの上の

スタッフバッグに詰め込んで、新聞紙や巻き紙・・・緊急の食料である大量のマッシュポテトは全てスタッフバッグに詰め込んでフロントのサイドバッグの上にくくりつけるという事で、リアは更なる食料を積めるゆとりができた・・・出発は10時40分をまわり、道路が近いので、走り出すのは気楽であった・・・が昨日、サイドバッグの取り付けのプラスチック部品が推測・・・低温が原因で折れたので、肝心な止め具が折れたらそれまでで、修復するにはかなりめんどうなので、やさしく扱ったのであった・・・

たのむからもってくれよ・・・

出発して、以外にも道はなだらかな平地で、今日もまたここ数日ずっと快晴の空のもと、太陽を見ていると、ずっと低い場所にいるのである・・・ずっと太陽など見ることはなかったので、ここが極北だというあたりまえのことが、いまごろになって実感したのであった・・・

お昼過ぎには、早くも30kmも進んで、カフェによった・・・この僻地で、いったいどこからこんなたくさん人が来るんだ?という状態で、並ばなければならず、順番が来るまで、食べたいサラダやパンを選んでいるのであった・・・ボルシチにシャシシカ2つににんじんのサラダ・・・165ルーブルくらいだったと思う・・・シャシュリクがうまそうで食べようかと思ったら200もしたのでやめた・・・

ロシア人は、パンを多めに買って手を付けずに机の上に置いて出ていくもしくは捨てようとする人が多く・・・僕は大きなのを3つも取ったので、おかげでおなかいっぱいになれた・・・

どこからきたんだい?どこへいくんだい?そして、いろんな分からないロシア語が多いなか・・・いいかげん、ノートに書いてもらうなどなんとかしないと、いつになっても上達しないので、今後はノートをもってカフェに入るべきだと思う・・・

僕の前の席にやってきた青年は、僕を見るなり、ウスタール・・・疲労している!と僕に言う・・・まさにそのとうりで、毎日極寒の中での走行はまだしもテント生活で少なからず、表情や後ろ姿に疲労感がただよっているようであった・・・

出発して、大きな泉が現われた・・・全面完全に凍りついているものの、氷の厚みはまだ薄そうだけども、野生動物は上を歩いているのか足跡が至る所に見えた・・・僕は端の石の所までで水面には乗らずに写真を撮った・・・

そして、道は、もう雪も凍ってもいない、ノーマルなアスファルトで路肩には雪がどかされているものの、何度もツーリングタイヤに戻そうかと思ったのであった・・・よし、明日もまたこの状態ならタイヤを戻そう・・・その矢先・・・なだらかながらも窪地のようなエリアへ入っていく・・・サンセットタイム3時40分間際・・・どうもやけに冷え込む・・・ずっと温度計はマイナス15度ほどだったのが、ゲージをよく見ると20度ほどの位置である・・・もはや、今までとは別格である・・・すぐにバラクラバを付けてから温度計の記念写真を撮った・・・まあまだあと20度は下がって行くのを期待しているのだけども、30度ほどが、僕の今の昼間の装備では限界かとも思える・・・特に足である・・・今度たくさん、レイヤリングしてもきつくならない大きなブーツを買い変えなければならない・・・道は、また軽く結露が原因で凍結しはじめていて、タイヤをツーリングタイヤに戻さなくてよかった!と胸をなでおろした・・・

そして、もしかしたらこの辺は、オーロラが見えるのではないかと思って、開けた場所にテントを張ろうかと偵察するも、ことごとく木の棒で刺すと、50cmはずぶっ・・・と、入る沼地で、何かあってぬれたりしたら大変な事なので、慎重に、またしても木の生い茂った暗くも風を防いでくれて暖かい林でのキャンプとなった・・・晴れわたった日の夕方のグラデーションは、またシベリアでしかありえない特殊なもので、木々そして空、全ての物が独特に、コントラストが強く印象的な夕焼けで何枚も写真に収めた・・・

さて、夕食としたいところだ・・・

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