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大剛日記

2012.11.24

VBソックスにミトンを装着

昨夜は、散々であった・・・あのアンナさんが教えてくれた、バレーニキ、スーパーで買ったら、なんとチーズケーキ餃子といったありさまで、甘いチーズなのである・・・じゃがいものはずなのだけども、嘘を教えられたのかどうなのか、ガイドブックやロシア語の本を調べるも、バレーニキが何なのかが分からないのであった・・・もったいないけども、甘いチーズケーキ餃子は食べても、きもちがわるくてしょうがないので処分した。野生動物が食べるであろう・・・先日のマイナス10度は、事の他たいしたことがなかったのに・・・なんで今朝の、マイナス5度がやけにこたえるのか?・・・それには訳があった・・・昨夜、ダウンジャケットを着て眠ってしまい・・・気がついた時には、汗でびっしょりであった・・・そして、それが今日の走行に致命的な低体温による冷え込みという形で現れたのであった・・・

というのも、気温そのものは、いつもと同じマイナス2度ほどなのだけども、汗かいて体温が下がってそのままの状態で自転車をこいでいた関係で、ものすごく寒さを感じ、究極のウィンターブーツの中でありながら、爪先が冷えてきて、さらには、休憩して手袋をはずそうものなら、手は凍傷になりかねないほど冷えた・・・こうした致命的な冷え込みを脱出できるのは、もはや普通の手袋やソックスでは話にならず・・・もしもの備えとしていた、ベイパーブロックの靴下をはいて、手はミトンをつけてさらにその中でベイパーブロックのミトンをして手を暖めたのであった・・・今回は、なんとかなったけども・・・今後、夜間に体温を落とすようなまねだけは二度としないようにしようと思う・・・命取りである・・・

そうはいっても・・・まあ、今日は、ついにシベリアというムードであった・・・道路にはまだ雪は無いけども、木々は夜間の冷え込みで白く結露していて、その結露した結晶が時々降って来て、あたかも雪であるかと思うほどであった・・・気温は常時マイナス5度ほどで、水たまりや小さな川は凍りついていた・・・

そして、昼過ぎに、ある集落と思われる場所でマガジンによる・・・それは、定価の二倍は普通に言ってくる店であった・・・その後も、その集落だと思っていた家々がどうも、ダーチャであり・・・モスクワっ子の別荘地帯に入ってきていると言う事が判明したのであった・・・日没迫る・・・午後5時・・・道路脇の林は、今までキャンプしてきた、人の気配のしない場所とはうって変わり・・・どこもかしこも、人が入っていてごみだらけ・・・森林伐採に、キャンプといった状態で、キャンプしたら・・・まあ・・・危ないのは間違いなかった・・・そしてきっとこういう人気の多い林でナイフでめったざしにされたり、お金を取られるのは容易に想像がついた・・・うんざりである・・・

問題は、モスクワを迂回する、道の分岐であった・・・あるおじさんにセルプホはどっちと聞くと、なんとその先を回ってくればいいと言うものの・・・行ってみると、もはやモスクワまで一直線という状況なのである・・・

セルプホという町へ抜ける、道が、僕の通っている道沿いには看板が出ていなく、モスクワからの反対車線にしか表示が無いのである・・・それにきずくのに、どれほど、はんべそで道路のガードレールを荷物をはずして超えたことか・・・なんとか表示のある道路に入って、M2号線から遠ざかっていくと・・・次第に林も人気の無いムードになってきて・・・よし、今日はこのへんでキャンプしないと、これ以上行くと完全にセルプホの町に入ってしまう・・・ということで、林の中に入っていく・・・林道があり、人気はあるけども、そんなに人や車が通った形跡は無く・・・それでもかなり奥の、木々の影にテントを張った・・・誰も来ないでもらいたいものである・・・遠くで誰かが銃を打っていて、けっこう音がよく聞こえてくる・・・たのむからこっちには来ないでもらいたいものだ・・・さて今日は唐辛子を使って、体をよく暖める料理を作ろうと思う・・・

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