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大剛日記

2012.11.23

予想外の親切な商店

朝、よく眠袋にくるまって眠ると思ったら・・・外へトイレに行って、温度計を見ると、なんとマイナス10度ぴったしである・・・が、ずっと外で自転車をこいでテントに泊まっている関係で、ぜんぜん寒くはなかった・・・寒さに順応するのも、以外に早いもんだなーと思うのであった・・・が宿に泊まってしまうときっとこの温度はこたえると推測した・・・

荷物をまとめて、出発は9時過ぎとなった・・・道路は、表面が結露して凍っている・・・靴で滑るとけっこうよく滑る・・・が自転車のタイヤが滑るかといったらそうでもなかった・・・さすがマイナス10度、雪が降っていなくても道は凍結すると言う事が分かった・・・少し行くと、なにやらトラックが後ろから、茶色い粉末を路上にばらまきながら通り過ぎて行った・・・きっと凍結よけの塩であろう・・・けっこう激しくまいていて、僕にかかるほどであった・・・今日は、分岐を2つは通る・・・どの分岐もモスクワへ行くか迂回するかの選択主を広める分岐なので慎重に進んだ・・・さすが、氷点下だと、ウィンドストッパーのグローブでは、すぐに手がしびれ始めるのであった・・・すぐにベイパーブロックとを兼用しながら進んだ・・・

今後、ずっと氷点下なのなら、ハンドルに自作のオーバーミトンをつけてもよさそうなくらい冷え込んできた・・・太陽が低く、冷たいので、朝かと思っていると、時計をみると12時をまわっている・・・かといって商店もなければカフェはあっても高い・・・昨日のワッフルのきれっぱしを食べて過ごした・・・あるトラックドライバーがこぞって休んでいるカフェがあり、のぞく、あるお客が食べているバレッタ・カグリアンスキーという野菜のスープがうまそうだったので値段を聞くと、135だと言う、量も少ないし、冗談じゃない・・・すぐに店を出る・・・昨日の怒った商店のおばちゃんといい、今日の路上での車とのあやうい駆け引きといい、さんざんである・・・道は、シェキノという集落を迂回したはずが、どのみち合流するようであった・・・そして、ロシアの地図もF&Bマップにしろ、これ以上行くと、間違いなく商店どころか村は無くなる・・・という事を判断して、シェキノという町のはずれの道路沿いの集落へ入っていく・・・そして、ことごとく人が外には出歩いてはいない・・・無理もない今日は一日中、氷点下なのだから・・・が、ある家にお姉さんと弟であろう・・・子供がいて、聞こうとするやいなや逃げる・・・まったく嫌になる・・・が、どうも家の中にいるおじいさんを呼んできた・・・そして僕が、マガジン?このへんにある・・・と聞くと、そこの角をナッレバ・・・左に曲がって行ったとこだよ!との事・・・そして無事にマガジンはあった・・・がほぼ最初きた道を戻ったような位置で、けっこう無駄な事をしてしまった・・・

そして、牛乳・スメタナ・ケーキ・クッキー・ペルミネなどを買う・・・きれいなおばさんとでも言うべく人にそもそもあたった俺が運が悪かったのであった・・・というのも・・・買ってから・・・なにやら店のボスと思われるおばさんというよりもふとっちょなお姉さんが、カロリーは1つで2500以上のトルゥスキーというパンを5つもくれたのである・・・そして自転車に積み込んでから、記念撮影をした・・・そしてチャイ飲んでく?というので、ダバイ!もちろんと、店に入る・・・そして、それからいろんなものをロシアに入って初のただ食いとなった・・・まず、レモンティ3杯・・・揚げたペルミネとでもいうべくうまいフライを2箱(たっぷり)・・・ほぼもう夕食を食わなくていいくらいの量を食べたのであった・・・

そしてパンにジュースなどをもらい、さらに、僕の口の横が切れているのを見てかレモンをくれた・・・

ツィーシェンコ・オルガさん38歳・・・とんでもない予想外の親切であった・・・昨日から意味不明な店が多かったので、心底うれしかった・・・オルガさんは、店に来た小学生などに、僕の事を教えていた・・・

このヤポーニャ・・・はね、べロスペット(自転車でね)・・・キタイ(中国)からここまできてるんだよ!と・・・

そして、おなかいっぱいになって、何度も「バリショーイエ・スパシーバ!」とお礼を言った・・・ほんとにありがたかった・・・こういう親切を受けると、先日の嫌な思い出もふっ飛んでしまった・・・

出発する・・・あいかわらず自転車の温度計は0度を指したままである・・・僕の背中がどこかいつもと違うオーラが出ていたのか・・・ある乗用車の青年に道を尋ねられる・・・こんなことはまずありえない・・・ニッパニマーユ・・・わからないと伝えた・・・

そして数キロ先で、いい林があったので入っていってテントを張った・・・ロシアに入って、ただで食わせてくれたのは今日がはじめてである・・・もしかすると、ロシアは氷点下の日々になると親切さが増すのかもしれない・・・今後いったい何が待ち受けていて、どうなることやら・・・

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