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大剛日記

2012.11.22

ロシアの田舎の村々

昨夜は、魚のペルミネと、バレーニキが、さすがに3日目ともなると、いくら0度前後で涼しいロシアでも冷凍食品のペルミネが完全に解けてしまって、張り付いていて、もはや一つ一つを分けるのは不可能で、塊で食べるしかなかった・・・一度に、600g近いバレーニキをゆでたものの、中身のじゃがいもやきのこはほぼ全部出てしまって、もはやスープとして食べたほうがいいのかと思うほどの、状態であったけども、いつものようにすくって食べた・・・そして鍋を少しでも焦がさないために、新しい水を入れて、2度目の、今度は完全に解けている、魚のペルミネとチーズのペルミネ・・・これが、魚のほうは、買ったときから、きっと骨があるんじゃないか?と思っていたけども、喉にささるようなものは無いものの、大きな骨が砕かれていて、ブロック状の骨が2つに1回の割合であるのであり・・・そしてチーズのほうは、最初は腐ってるかと思ったほどの味だけども、もうなれた・・・推定1kgちょっとのペルミネを全部食べきって、レモンサイダーを飲んで、外の林を眺めるのだけども、何か何物かに見られているような感覚であった・・・暖かいテントで、ペルミネを食べて、サイダーを飲む・・・これがけっこう贅沢な気がして気に入っているのである・・・どっかのカフェで食事するより格段にいいと思う。

が、先日の警官による初の取調べから、ずっと心にひっかかっている陰鬱な気分は、2日目でもまだ消えなかった・・・が今日で3日めとなり2日間、警官の検問を無視してくると、また気持ちは爽快な方向へ戻り始めたのであった・・・

今朝は、というか先日ザドンスクから、時計をトルコ時間からモスクワ時間に変えたものの、やっとしっくりとくるようになったのである・・・朝、9時くらいまでは暗いけども、ヘッドライトをつけてパッキングすると・・・出発の頃には、ちょうどいい明るさになっているのである・・・

こぎだす・・・今日、目指すは、エフレモフである・・・そこを分岐として、モスクワを通過するか迂回するかを考えるうえで、そこを過ぎてしまうと選択主が少なくなるのである・・・そのエフレモフという町は、廃墟のような集落が多かった・・・そして四方へ分かれる道の交差点も、もはや分岐と言えるような状態ではなく、なんとも貧しいロシアの田舎のぼこぼこの道の工事現場じゃないのに工事中のような感じの場所であった・・・

その分岐で、あるドライバーに道を聞く・・・すると、何やらチェチェンから来ているらしく、俺はカフカスだ・・・と言う・・・チャイ(チャイ飲むか?)・・・クーシャイ(何か食べてくか?)・・・と言う・・・OKと答える・・・そして、おじさんは車に乗って僕を誘導した・・・が・・・推測自宅へ案内しているのか、前回のようにカフェに案内するのか・・・それは、僕の直感では遠そうだったので、ついて行かなかったので本当のところは分からない・・・が、このカフカスのおやじはきっと家で食事に招待してくれたのではないかと思いたいのであった。

ある、エフェルモフの先で、僕はまず明日の、ペルミネを買い込む、ある場所で、髭剃りのBICのクロームプラチナムという、イランで試したときから、皮膚を痛めないやつなので、おみやげもかねて3つも買いだめした・・・

そして、道は、田舎のどこにでもなる農村部へと伸びていった・・・が時々、発電所なのか、何なのか不明な大きな建物や、更にはまるで火山のような風景の煙がもくもくと上がる・・・ゴミの最終処分場のような山を眺めた・・・僕には、放射性物質から家庭用のゴミまでなんでもかんでもの、とんでもない場所なのではないかと思えて・・・先を急いだのであった・・・

とある、アルハンゲル・スコエ方面との分岐を過ぎて、右手に集落が見え、テントでのお楽しみのおやつを買おうということでマガジンを探していると・・・これが完全に林とカモフラージュされたように、バス停の間横にあり、あやうく通り過ぎるところであった・・・そこで牛乳とワッフル・・・そしてアイスを買う・・・そして外は寒いので、中に椅子があるので、そこで食べる・・・その店のおばちゃんは、今回の旅で2度目の、お客に手当たりしだい、あたる・・・怒っていて、こっちは買おうとして値段を聞いているのに、出てけとでも言わんばかりか、殺意すら感じるほどの荒れっぷりであった・・・

そして僕が店から出ると、時は同じく、僕に投げつけるかのように、ゴミを、外にほうり投げるのである・・・いったい、何がそこまで荒れているのか不明だけども、きっと流通がない道であるうえ・・・お客もいないんだと思う・・・そしていろんな理不尽な何かがあって訳も無く怒っているんだと推測した・・・

そして次のマガジンに寄った時も、変だった、扉をしっかり閉めろと怒鳴り散らしていて、僕は無視していたけどもほかのおばちゃんが閉めた・・・そして3回目の店は、外に車が止まっていて、僕は店に入ろうとすると、その関係の無い人が、怒鳴るのである・・・どうも「おばちゃんがいない・・・」ということを言っているようであったけども、推測、僕が中に入って何かを盗むと言うことを警戒しているかのようであった・・・すぐに車から降りて僕を見張る・・・意味が分からないけども・・・きっとロシアの田舎はまだ実感が沸かないけども治安が悪いんだろうなーという・・・気分であった・・・

が、そんな場所でも、高速道路を走るより、その人間模様が垣間見れて格段に面白くなってくるのであった・・・

そして、モスクワ時間にしてからというのか、朝が暗いものの、行動時間が長くなった気がするのである・・・というか、日照時間が先日を境に少し伸びている気がするのであった・・・

早めのテントと言うことで、ゆとりをもって90km以上こいで、畑の隅にテントを張る・・・2度林に入って、最初は入っていくと、道路から見えなかったのだけどもトラクターが2台作業していて・・・あきらめて、次は入れると思ったものの、林が密集しすぎて突破できずにあきらめて、3度目でまあここでいいかな?というちょっと先に民家が見えるけどもいいとしようと言うことで、テントを張った・・・

さて、もうモスクワは近い・・・迂回するかそれとも通過してみるか?悩む所である・・・さて夕食としよう・・・

 

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