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大剛日記

2012.11.17

またお金をもらった

朝、どこか休養の後のキャンプは、緊張していた心の糸が緩み始めてきたのか・・・一日休みたいような気分であった・・・が、朝7時(トルコ時間)にもなると、けっこう明るく・・・気温も昨夜から3度ほどで安定していて・・・寒くないので昨日着こんだ、インナーが暑くてしょうがないので脱いだのであった・・・

いったいいつになったら常時氷点下の冷え込みが訪れるのであろうか・・・それまでインナーは必要がなさそうである・・・ロシアの農場の土は、肥沃な土地で、粘土質なべっとりした土が、ブーツの底や自転車のタイヤそして、テントの底などにべっとりと張り付いて、けっこう重たい・・・そして粘着質なためこれがとれないのである・・・ロシアは厳しい冬がなければ、かなりいい土の農場なのではないかと思うのであった・・・。

出発して、少し行くと、というか2kmほどで、道路脇に村があり、入っていくとマガジンが予想どうりあったので、そこで、まずポテトのペルミネ1kgと、スメタナにパンを買って朝ご飯とした・・・先日からやけにスメタナにはまってきて、推測、牛乳よりカロリーもカルシュウムも豊富なのではないかと思うのであった・・・そして、こぎだす・・・小さな家でカフェとモーテルをやっているという建物が数件あり、そのうち泊まってみたくなった・・・僕にとっての明日への活力であり、エネルギー原である、かわいい子やきれいな人・・・そしてしぶい人などの写真撮影がロシアに入ってほぼ完全に毎回断られて不可能で、断たれてしまい・・・気持ちが盛り上がらない、このロシアの湿度の高い・・・いつ雪に雨になってもおかしくない重たい雲以上に憂鬱な気持ちであった・・・そして、ある場所で、どうみても犬ではなく、狐といった動物が車に跳ねられて死んでいて、写真を撮る・・・死体だけども、野生動物の死体というのは、毎回思うけども、激しい表情でまだ生きているかのような、もしくは永遠の貫禄を感じるのである・・・僕の気持ちは少し上向きに変わった・・・ゴーグルを通して見る風景は、ただでさへ曇ってるので若干暗くなる・・・それが原因なのかとも思ってゴーグルをはずしてみる・・・やはりそれも原因のひとつに思えた・・・が、次の集落というか、トラックの修理や部品屋が並ぶ集落で、昨夜はテントの中でバーナーを炊いて、ウレタンマットが一部どういうわけか、いつもはいいのに変形してしまったので、二度とそんな事をしないために、木の板を、あるマキの置いてある場所であさらせてもらっていると・・・

あるビールを飲んでいるおじさんとトラックドライバーなどがやってきて、どこからきたんだ?どうのこうのといつもの話になり、おじさんは、何を思ったか、「お金やるよ!」というのか・・・「お金欲しいか?」と言いながら100ルーブルを僕にくれた・・・昨日から、お金をもらってばかりである・・・これは、完全な応援してくれている支援金なので、僕の決意は日に日に強くなり、全て緊急時の為と思って袋に貯めて行くのであった・・・でもちょっとおいしいもの・・・キャビアやイクラにサーモンでも食いたくもなるのであった・・・そして、そのおじさん、僕にお金をあげたのを悔やんだのか、その後何度も会った・・・が、最後お礼を言ってから、僕は一枚のバーナー用の試しの木の板を持って、更には道路脇で、あるポリタンをボラナイフで切ってみると、これが汚物か何か入っていたようなに代物で、ナイフの切れ味を落としたうえ無駄な事をしてしまった・・・

そして、気温は3~4度の中、上っては下るという繰り返し・・・景色はここ数日何も変わらないのであった・・・それでも朝、8時前に出発しただけあって・・・12時過ぎには50kmを超えた・・・

そして、先日買った、カルバサとパンで昼飯にした・・・久々に食うカルバサはうまかった・・・が、数分じっとしているだけで、たかだか3度でも、あっという間に冷え込んでしまい、動き出しても温まるまでだいぶ時間がかかるのであった・・・そして、日没まで1時間という所で、今晩のおやつということで、ある集落のマガジンを目指した・・・これが、以外に往復2kmほどあり、遠かった・・・けども、真っ白なお姉さんがいて、最初見たときは、なんかいびつな・・・ネクチル星人みたいな顔だな?と思っていたものの、話していると、これが面と向かった感じは以外にもかわいかった・・・

地元の誰かが作ったと思われるスメタナに、アイスそれからうまそうなホイップパンを買う・・・そして、走行距離はなぜか88・88kmで終わり、テントを張った・・・ここもまた肥沃な土地で、自転車のタイヤもブーツも土が張り付いて重たくてしょうがない・・・テントで一休みしてから、外の荷物を見ると、荷物の下に、一匹の自然界のゴキブリがいて、ぼくがピーンとはねると、「わたしゃ、寒くてしょうがないですよ・・・」とでも言わんばかりの、よぼよぼの動きのおばあさんゴキブリといったいでたちで、落ち葉の中へもぐっていくのであった・・・どうやらこの土地に生きる虫でさえも寒さにはこたえるようである・・・

さて、もうちょっとしたら今晩もペルミネをゆでよう・・・

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