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大剛日記

2012.12.07

サンクトペテルブルクを迂回する

夜、タジキスタンで会ったロシア語の堪能なアメリカ人・キースが言っていた、嫌な気分な日は、良い音楽を聞いて眠る・・・という事で、昨夜はポップミュージックを聞き流して、眠って朝、最後の曲のあたりで電源を切った・・・すると、テントにパラパラとしかもかなりのペースで雪が降り積もっているのである・・・あーあ、これはまいったなー・・・眠ろう・・・と言う事で、またシュラフにもぐった・・・

そして、目がさめて、もう7時を過ぎたかな?と時計を見る・・・先日2日連続でくるっていたスントがここのところ正常に動いていてくれて助かる・・・なんと9時を回っているのである・・・雪の影響で、太陽は厚い雲に覆われていて、真っ暗なのである・・・道路は、また自転車が走るスペースは雪で埋もれているし、何よりも朝からテントの雪をどかして装備を出してもすぐに雪に埋もれるし、スタッフバッグやパニアの中に舞い込んでくる・・・やってられない・・・朝から嫌になる・・・愕然とする・・・それでも出発は、10時を少し過ぎたくらいでなんとかなった・・・

雪なのでヤッケで出発して、すぐに暑くなって下に着ているフリースとウィンドブレイカーを脱ぐ・・・

が、数キロ行って、どういうわけか雪が止んで・・・道路も雪が少なくなったのである・・・うんざりしていた僕にとっては、まさに、晴天の霹靂・・・とでもいうべく状態であった

そして、お昼前にはぎりぎり20kmをこいで、Zueboというサンクトペテルブルクへ行かずに、ムールマンスク方面への分岐についた・・・が、予想はしていたけども、やはりメインの大動脈とは違いある意味、ローカルな道であるがゆえ、道は除雪はしてはあるけども、自転車では走りにくい状態であった・・・

分岐にはカフェがあり、外に僕の目指したい方角から木材を運んできたと思われるドライバーに、この先は、何かプロブレム?と聞くと、指でこのくらいとジェスチャーして、どうやら15cmくらいの雪が積もっていて、自転車では無理だと言った・・・そうか、やはり、これはサンクトペテルブルクへ行くべきか・・・と考え直す・・・が、カフェで、ハルチョというスープを食べて温まっていると・・・、どうも雪はけっこう道路に積もっているものの・・・マグネットやシュミットなどの、ロシアの大手食料品スーパーの食料を運搬している大型トラックが、あっちからもこちからもやってくるのである・・・これなら行けるでしょ?ということで、僕は、ある種の賭けに出た・・・都市部へ行っても僕にとっては良い事など絶対に何もない、こういうローカルな道の方が絶対におもしろい・・・と言うことで、進んでいくと、トラックドライバーはきっと大げさに言っていたように思えた・・・というのも、雪が深かったのは分岐周辺だけで、その先は、アスファルトが見えている程度の深雪であった・・・がアスファルトが見えていて立ち止まると、一見アスファルトなのだけども、表面は凍りついていて、ブーツの底がツルッと滑るのである・・・やはりここでもスパイクタイヤのありがたさを感じるのであった・・・そして、キリシまで20kmほどと思われる・・・ガソリンスタンドとベッドのマークにフォークとナイフのようはパーキングエリアまで少しに思えて、20kmだと言うのである・・・20kmもあるならこんな看板は、まだ出す必要は無いではないか?と思うのであった・・・そしてボルホボまで69kmという看板があり、その地点から5kmいかないくらい進んで、日没前に余裕をもってテントを張った・・・

キリシまでは5kmもないと思う・・・明日の朝通過するであろう・・・ただ、トラックドライバーも言っていたけども、除雪車両は1台しかいない・・・というのはやはりあたりで、ここで大雪にやられたら、これこそ、道路の雪がどかされるまで早くても1~2日はかかりそうな気がするのである・・・ここは、一刻も早く抜けて、メインのルートに合流したいところである・・・今日は何をした訳でもなくいつものように自転車をこいだだけなのに、朝の大雪による、愕然とした気分からくる疲労感があり早く眠るとしよう・・・あー疲れる・・・雪よこれ以上降らないでくれ・・・!

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